今日もいい天気☆
とっても気持ちいいので座り飛んで海を眺めていると、ホク、隣にちょこんと座ります^^;
甘えっ子です(笑)
昨日のあきあじは跡形もなくなっていましたが、まだホクは少し気になる模様‥^^;
さすがに一目散に浜まで降りてはいきませんでしたが(爆)
そうそう、ホクの拾い物は注意しないといけません。
なんだと思って拾い上げると、ごめ(カモメ)の死骸だったこともしばしば(汗)
あ、死骸といっても、骨だけになっているものですよ。
さすがに生々しいのはホクも手を出せないようです^^;
浜を歩いてて、できれば見つけたくないものを見つけてしまったことも!
‥そう、あれは確か去年の7月。
砂浜をホクと一緒に歩いていた時のことでした。
釣り人もろくにいない海なので、いつもノーリードにしているのですが、決まってホクが私の少し前を歩きます。
何か気になるものがあると、クンクン臭いを嗅いで、またすぐにとっとこ歩き出すのですが、ホクが大きな流木の側で、完全に止まってなにやら必死で臭いを嗅いでいました。
臭いを嗅いでいるホクに追いついて、
どうした~?何かあったの?
っとそれをぱっと見て
( ̄ω ̄;)!! ギョギョギョ!!! ( ̄ω ̄;)!!
なんだかそれが気味の悪いものっぽくて、思わず仰け反ってしまいました。。
そーっと近づいて見てみると‥`s(・'・;)
ホクくらいの大きさの、毛の生えたごろっとした黒っぽい物体!
え?何かの死骸??
って赤いし‥ぅわッ!!!血!?(-◇ー;)!!
何何???o(*≧□≦)o
ぎゃー!怖い~!!!。。。゛(ノ><)ノ
なにこれ?ヒレ!?(・=ω=・)
なんだかわかりますか?そう、正解は
アザラシの死骸でした。(;´д`)ノ
しかも首ナシで流木に足ヒレをロープでくくりつけられてる状態の!(怖)
( ̄□ ̄;)!!
その状態を直視し、理解するまでしばらく時間がかかりました。
ようやく頭の蛍光灯が点いて、すぐにホクにリードをつけ、とりあえず少し離れて落ち着こうとしました。
なんでこんなところにアザラシがいるの?
(根室や厚岸にはいるそうですよ。流れてきたんでないの?)
なんで頭がないの?首落とされてるよ。
(知りません|(-_-)| )
なんでロープで足を流木にくくってあるの‥。
(見りゃわかるさ、イミはわからんが(汗))
もしや、何かの殺人の前触れ(テレビの見すぎ‥)?、生贄とか?
第二の少年Aが近くにいるかも‥と、ひとり妄想が突っ走り、とりあえず上司に℡。
警察に連絡してみたらとのアドバイスをうけ、警察に電話することに‥。
すると警察が一言、
ポリ:
殺人ですか?人ですか?
私:いえ、多分アザラシだと思うんですが‥。
ポリ:
人じゃないならそれはうちの管轄じゃないね、海保に電話して。ヽ( ´ー`)ノ
私:海保って海の警察、海上保安庁ですか?
そこで海猿こと海上保安庁に連絡することに。
℡番号が118だというのは、初めて知りました。
今度は海保に連絡。
すると、そこでも聞かれました^^;
海保:
人ですか?死体ですか?
私:人じゃありません(汗)
海保:
よく見て下さい。人じゃありませんか?
私:(-""-;)(‥よく見たくない) いえ、アザラシみたいです。
ヒレみたいなのがあります。。(凝視しすぎて死臭を嗅ぎ)オエッ(:゜д゜:)
警察から人じゃないからうちの管轄じゃない、海上保安庁に電話するようにと言われて‥
海保:
あはは(笑)警察らしいな。 わかりました。場所はどこですか?
私:白糠の近くなんですが‥
海保
:え??白糠ってどこですか?
私:??あのー釧路の近くですが‥
海保:
釧路ですか、いやー小樽なもんでわかりませんでした(笑)σ(^◇^;)
私:小樽!?(・0☆)
そう、北海道の第一管区海上保安本部は小樽にあるのです!
話が通じないわけです^^;
海保:
こちらから釧路海上保安部に連絡します。そのまま現場で待機して下さい。
もう一度確認します。人じゃないですよね?
私:ハイ‥(T_T)
なにが悲しくて惨殺死骸の現場に待機せないかんのよ!
7月といえども6時すぎになれば半そで一枚だとひんやりします。ホクの散歩も途中なのに‥。
いつまでもアザラシの側にいるのも、かわいそうを通り越して気味が悪いので、とりあえず連絡が来るまで辺りを散歩しました。
すると今度は釧路海上保安部から℡。
海保:
連絡を受けました釧路海上保安部です。あの、人じゃないですよね?
私:ハイ。。。(T0T)\(^-^;)(モウイイヨ)
海保:
今からヘリでそちらに向かいますので、ヘリが見えたら大きく手を振って下さい。
陸上からも市役所の人間が参りますので。
私:‥ぅは、へぁ、ヘリ?ハ、ハイ。(寒いのとなんだか大事にしてしまった後悔と‥。)
しっかり着ている服の色まで聞かれ、ヘリが来るまで待機(汗)
結局20分位してようやく到着しました。さびーよー{{ (>_<;) }} (涙)
ところがホク、ヘリの音にびびってそわそわ。。
ヘリが上空を旋回し始めると、首輪が抜けそうな勢いでリードを引っ張ります。
ちょと待て、大丈夫だから。
ホクをなだめつつ、海保のヘリの人に両手を振って場所を教えることができたと思いきや、
スポッ!
ああぁッ!!!( ̄ω ̄;)!!
ホクの首輪が抜け、一目散に走って逃げてしまいました。。。
ホクー!ホクー!
陸からも市役所の誰か来るようでしたが、もうどんでもいい。ホクがいない!ホクが!!!
必死で走り回り、ホクを呼び続けました。
釣り人がいたので、
これくらいの(両手を広げて)中型の茶色い犬、見かけませんでした?
かたっぱし捕まえて聞きましたが、知らないとの答え。
そのまま車に戻ったのだと思い、フィットに戻るもホクはおらず。。
チュンチ(同居人)にも半泣きで連絡を入れると、仕事を切り上げすぐ駆けつけてくれるとのこと。
すると向こうから暇そーなおっさんが!
私:ハァハァ(:゜д゜:)、茶色い犬、知りませんか?中型の。探してるんです。今さっきいなくなって‥。。。
おじさん:
いや、見なかったけどー。ねぇ、それよりヘリが飛んでるけど何かあったの?
私:そんなの知りません。犬見かけたら教えて下さい。(早口)
聞くんじゃなかった時間のムダだと思いながら、そっけない返事をして、元来た道を必死で探しました。
途中、陸周りの市役所の人に会いましたが、とりあえずアザラシの場所を告げ、犬を探しているのでもし見かけたら教えてくれといってそのまま探しにいきました。
ホクー!ホクー!!(涙)
アザラシなんてほっとけばよかった。ホクが、ホクがいなくなった。轢かれたらどうしよう。
あーーー(涙)
とそこへさっきのおっさんが。
おじさん:
おーーい!
私:
うぅ‥(涙) はへぇ?
おじさん:
おねーちゃん、この犬違うかい?
私:
ホ、(゜дÅ)ホク!!!!!
私に向かって走ってくるホク。
感動の抱擁をかわすポンツとホク。(*/□\*)
‥のはずが、ホク見事に通り過ぎて行きました (/--)/ (爆)
ホク、行きすぎ行きすぎ(^◇^;
おじさん:
やっぱりおねーちゃんの犬だったんだ。
さっき道路にいたからおいでっていったらついてきたんだよ♪
どうやらヘリにびびっておっかなくなったので、いつもフィットを停めてある会社の前に行った模様。
でも、フィットがなくて戻ってきたところをおじさんに声をかけられたみたい。
懐っこい犬でよかった~!!!
私:あーーよかった!ありがとうございます!ありがとうございます!(コメツキバッタ状態)
もうなんてお礼をいってよいやら。。
おじさん:
なんもなんも、見つかってよかったね♪それよりヘリが降りたみたいだけど何かあったのかなぁ?(コダワッテル)
おじさんまだ気にしてたので、アザラシの死体を見つけたことを丁寧に話しました。
さっきと態度が大違いのポンツ^^;ホクのことになると人が変わってしまいます(爆)
それにしても一安心。チュンチ(同居人)にも連絡しました^^
ホクを車に乗せ、アザラシのところまで行き、海保と市役所の人に事情を説明しました。
あは、第一発見者として、一応聞かれましたよ。
住所氏名年齢職業電話番号!
なんでこんなところをうろついていたかも(爆)
どうやらゼニガタアザラシの幼体みたいで、おそらく漁場を荒らされた漁師さんが見せしめとしてかうさばらしか、ロープで足を流木にくくりつけて、首を切り落としたみたい。。
儀式みたいで怖いよねー!といわれましたが、私も少年Aみたいな犯罪予備の心配があり連絡したのですが、それはおそらく大丈夫ではないかと言われました。
結局市役所のなんとか課の人たちで、そのまま砂浜に穴を掘って埋めていました。
それ以来、ホクはヘリを異常に怖がるようになり、トラウマ状態です(汗)
毎日海で大きな漂流物を見るたび、このことを思い出します。
きっと、ずっと忘れられないでしょう。。(汗)
はまなすの実がきれいに色づいています。
もうはまなすのピンクの花を見かけなくなりました。色がなくなってきた今日この頃です^^;
ぬーーんU^ェ^U(邪魔しマンホク)
みなさんも海で砂浜を歩く時は気をつけましょう!
ってこれって稀なケースですよね^^;